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食欲はあるのに「体が重だるい、むくむ」…それ、実は胃腸の「隠れバテ」かもしれません

2026 5/18
腸と東洋医学
2026年5月18日

こんにちは。
福井県おおい町(高浜町、小浜市、舞鶴)で
腸セラピー(腸もみ、腸マッサージ)の施術をしている
腸セラピーTocohana のセラピスト真里です。

5月の終わり、なぜか真夏のような暑さ
そして、寒暖差
そんな自律神経が乱れやすい季節となっています。
これからは、ジメジメとした日が増えてきますね。

この時期、サロンにお越しのお客様からよくこんなお悩みをお聞きします。
「最近、朝起きると顔や手がむくんでいる」
「体がずーっと重だるくて、やる気が出ない……」

そんなとき、お腹の触診やカウンセリングを通して
「もしかしたら、胃腸(東洋医学では『脾:ひ』と言います)がちょっと弱っているサインかもしれませんね」
とお伝えすると、多くの方がびっくりされて、こうおっしゃいます。

「えっ!私、めちゃくちゃ食欲ありますよ?」
「胃は全然痛くないし、むしろ美味しくご飯を食べられています!」

しっかり食べられているのは、エネルギーを受け入れる器が元気な証拠で、本当に素晴らしいことです!でも実は、東洋医学の世界では「食欲旺盛なのに、胃腸がバテている」という不思議な状態があるのです。

今日は、その隠れた理由と、この時期を心地よく乗り切るヒントをお話ししますね。

目次

 西洋医学と東洋医学の「胃腸」のちがい

私たちが普段思い浮かべる「胃」は、お医者さん(西洋医学)で習う、食べ物を消化する「袋(臓器)」そのものですよね。そのため、「痛くない」「たくさん食べられる」=「元気!」と判断します。

一方で、東洋医学がいう「脾(ひ)」は、単なる胃の袋だけではありません。
「食べたものを、生きるエネルギーや潤いに変えて、全身へ送り届けるリサイクル工場」のようなシステム全体を指します。

つまり、お腹の中ではこんな役割分担がされています。

東洋医学では

● 胃(器): 食べ物をどんどん「受け入れる」場所

● 脾(工場): 届いた材料を「エネルギーに変えて全身にめぐらせる」場所

なぜ「食欲はあるのに、胃腸が弱い」の?

「食べる力(器)」はあるのに「めぐらせる力(工場)」が追いついていないとき、このズレが起こります。


特に5月・6月の梅雨の時期は、お腹の工場にとって大ピンチの季節。


なぜなら、東洋医学でお腹の工場(脾)は「湿気」が大の大の苦手だからです。
外のジメジメした湿気のせいで、お腹の工場はいつも以上に動きが重くなり、バテてしまいます。


材料(食べ物)はどんどん入ってくるのに、
工場がバテてお仕事が滞ると、
処理しきれなかった水分が体の中にポツンと取り残されてしまいます。


これが、食欲はあるのに
「むくみ」や「手足の重だるさ」
として現れる、お腹からのSOSの正体なのです。

【セルフチェック】あなたのお腹の「隠れバテ」チェック

「胃は元気!」と思っている方も、体からこんなサインは出ていませんか?

  • 朝起きたとき、顔や手がむくんでいる
  • 舌のまわりに、ギザギザした歯の跡がついている
  • ご飯を食べたあと、猛烈な眠気に襲われる
  • 夕方になると靴がキツい、足が重い
  • 便がすっきり出ない、または柔らかめ

いくつ当てはまりましたか?
ひとつでも当てはまるなら、今、お腹の工場が一生懸命がんばって、キャパオーバーになりかけているサインかもしれません。

管理栄養士が教える!お腹の「工場(脾)」を元気にするいたわり養生レシピ

東洋医学で「脾」が大好きなのは、自然な黄色い食材と、優しい甘みです。
その代表である「かぼちゃ」を丸ごと美味しくいただける、お腹がホッとする温かいスープです。

材料(2人分)

  • かぼちゃ … 1/8個(約150〜200g)
  • 玉ねぎ … 1/4個(薄切り)
  • 成分無調整豆乳(または牛乳)… 200ml
  • 水 … 100ml
  • 和風だしの素(顆粒)… 小さじ1/2
  • 味噌 … 小さじ1
  • バター … 5g(油でもOK)

作り方

  1. かぼちゃは種と皮を除き、一口大に切って耐熱ボウルへ。ふんわりラップをして電子レンジ(600W)で約3〜4分、柔らかくなるまで加熱し、フォークの背でなめらかに潰します。
  2. 鍋にバターを入れて弱火にかけ、玉ねぎをしんなりするまで炒めます。
  3. 鍋に水、和風だし、潰したかぼちゃを入れ、ダマがなくなるようによく混ぜながら弱火でひと煮立ちさせます。
  4. 豆乳を加え、沸騰させないように温めます。仕上げに味噌を溶かし入れて完成です!
    (※よりなめらかにしたい場合は、ミキサーにかけるかマッシャーでよく潰してくださいね)

管理栄養士&東洋医学のおすすめポイント!


「脾」を元気にする特効薬: 東洋医学では、かぼちゃのような「黄色くて自然な甘みのある食材」は、バテた脾のエネルギー(気)を直接補い、お腹を元気にする最高の味方とされています。

胃腸の粘膜を守る: 栄養学的に、かぼちゃに豊富な「ビタミンA(β-カロテン)」は、胃腸の粘膜を健やかに保ち、消化吸収の力をサポートしてくれます。

「味噌」でさらに消化を優しく: 味付けに発酵食品である「味噌」を少し隠し味に使うことで、コクが出るだけでなく、お腹のなかの微生物たちを元気にして、消化の負担をさらに減らすことができます。

 今の時期に「腸セラピー」が支えます

セルフケアと合わせて、ぜひ取り入れていただきたいのが当店の「腸セラピー」です。

湿気でバテてしまったお腹の工場は、いわば「お仕事の書類が山積みになってフリーズしたパソコン」のような状態。

自力だけで再起動させるには、少し時間がかかってしまいます。

だからこそ、外側から優しく心地よい刺激でアプローチする腸セラピーが必要です。

自律神経のスイッチを切り替え、お腹の緊張をゆるめる

滞っていた「余分な水分」の排出をスムーズにする

工場の血巡りを良くして、元気な働きを取り戻す

お腹をじんわり温めながらほぐすことで、これらを後押しします。

サロンでのケアは、お腹の工場に「助っ人の専門スタッフ」を派遣して、一気に作業を片付けるようなもの。
施術のあとに「あ、体が軽い!」「視界がスッキリした!」と感じる方が多いのは
溜まっていた水分が巡り出し、工場がサクサク動き始めた証拠なんですよ。

誰かのために頑張るあなただからこそ、
たまには自分の体を一番に可愛がってあげてくださいね。
お食事のこと、お腹のこと。不安な時はいつでもご相談ください。

【参考文献】

  • 仙頭正雄『最新科学でわかる東洋医学のすべて』新星出版社 [1]
  • 神戸中医学研究会『中医臨床のための中医学』医歯薬出版
  • 兵頭明『図解 東洋医学のしくみと治療法』ナツメ社 [1]

自分の体を整えたい
お腹からケアしたい

そんな方には、腸セラピーTocohanaがお手伝いします。

まずは、一度腸セラピーを受けてみるところから、始めませんか?

毎月、新規様5名限定で特別価格をご用意しております。

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