みなさん、こんにちは!mariです
とうとう冬本番。寒波がやってきましたが、皆さまお変わりありませんか?
実は、12月に入ると急に体の冷えが、強く感じることありませんか?
「なんだか疲れた」「気力がわかない」「お腹が固い」
そんな声が増える時期です。
東洋医学では『冬』を立冬(11月終わり頃)から立春(2月あたま頃)までとしています。
そして冬は『腎』が弱りやすい季節とされています。
腎が弱ると、全身のスタミナ・ホルモンバランス・自律神経が一気にゆらぎます。
しかも、この”腎の弱り”は、ゆっくりと蓄積するタイプの不調。
12月に無理をすると、1月2月にドット疲れが出てしまうんです。
だからこそ・・・
今ならまだ間に合います。
今日は、冬に腎が疲れやすい理由と、
今からできる優しい養生のお話です
なぜ冬は”腎”が弱りやすいのか
①冷えがダイレクトに腎を弱らせる
腎は「冷えに弱い」ということは、なんとなくご存知の方もいらっしゃるでしょう。
冷えるとトイレが近くなったり、腰がだるくなる、ということを経験したこと、ありませんか?
腰、お腹、足首が冷えると、腎の働きが低下しやすく、エネルギーがうまく巡らなくなります。
そして・・・
・疲れやすい
・やる気が出ない
・足腰がだるい
・メンタルが落ちやすい
など、冬特有の不調につながります。

②寒さで自律神経が緊張し続ける
気温差が激しくなると、身体は常に緊張モード(交感神経優位)。
そうなるとお腹、腸も固くなり
・お腹の張り
・便が出にくい
・呼吸が浅い
・心が落ち着かない
など腸✕自律神経のトラブルが連鎖します。
③年末の忙しさで”腎精”を消耗しやすい
睡眠不足、慌ただしさ、ストレスは、腎のエネルギー(腎精)を消耗させます。
12月に無理をすると、年明けに大きな反動が来るのはこのためです。
今からでも間に合う。腎を守る冬の養生
ここまで読んでくださった方は
「え?年末忙しいんだけど、無理もしないといけないのに・・・どうしよう」
と、不安に感じる方もおられるでしょう。
でも大丈夫です。
冬の養生を行えば、腎のエネルギーを消耗せず、元気に冬が過ごせますよ!
①腰・お腹・足首を徹底的に温めるよう努める。
ホッカイロやレッグウォーマー、腹巻きなど活用することが腎のケアの基本です。
足首を冷やさないだけで、腸の緊張まで変わります。
②夜はぬるめのお風呂で副交感神経ON!
熱いお風呂は逆に緊張します。
38~40℃のお湯でじんわり温める。
そうすると腸がふわっと緩みますよ。
③塩味・黒い食材を取り入れる。
黒豆、黒ゴマ、わかめ、昆布、ひじき、味噌、海苔など。
海のミネラルなど自然な塩味をとること。
東洋医学では”黒”は腎のサポートカラーです。
また、栄養学的に見ても、ミネラルの不足が起こると血行不良になり自律神経が乱れると言われます。
④深呼吸で腎の「気」を補う
特に吐く息を長くすると、自律神経が整い、腎が落ち着きます。
ポイントは
おへその指4本下あたりにある「丹田」というツボに意識をむけて呼吸
良いですよ。
⑤疲れを翌日に持ち越さない
”やることを詰め込まない”も立派な養生です。
腎を守る=自分を大切に扱うこと
でもあります。
近年、リカバリーウェアやリカバリー寝具が大流行しています。
それだけ世間でも
「休んで回復させる」
ということに需要が増えているということですね。
今から整えれば、1月が楽になります
冬の不調は”積み重ね”。
逆言うと、今から整えておけば、1月2月を軽やかに過ごせるということになります。
腎が整うと、こんな良いことが
◯冷えにくくなる
◯疲れが取れやすくなる
◯お腹が動きやすくなる
◯メンタルが安定しやすくなる
◯朝の目覚めが軽くなる
身体も心も、驚くほどスムーズになります。
もしあなたが、
「今年の疲れを来年に持ち越したくない」
そんな気持ちがあるなら、冬の腎ケアは必ず役に立ちます。
腸をゆるめることは、腎をそっと守るケア
ここまでで伝えた、冬の「腎の養生」は、とても大事です。
習慣にすることで腎が疲れにくくなります。
もうひとつ、みなさんに知っていただきたいことは
腎を整えるうえで大事なのは
体がリラックスできる「土台」を作ること。
その土台をつくっているのが”腸”と”自律神経”
でも・・・腸と自律神経の話は、 少し難しいので次の機会にします。
腸と腎の関係について今回は少し触れてみようと思います。
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◯例えば、腸は「温かい玄関」、腎は「家の中心」
体を一つの家だとします。
腸は玄関のような場所です。
玄関(腸)が明るくて、風が通って、心地よいと
「どうぞ入ってきてくださいね」と、迎えてくれる状態だと
家の奥(=腎)まで温かい空気が流れやすくなります。
でも、玄関が冷えて固くしまっていると・・・
どれだけ家の中心(腎)を温めようとしても
暖かさが中まで届きにくくなってしまう。
腎が働くためのエネルギーが入りにくいんです。
だから、冬の腎ケアは
”玄関であるお腹をゆるめるところからはじめると、一番スムーズなんです。
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この例のように
腸がふわっとゆるむと
・呼吸が深くなる
・自律神経が安定する
・血の巡りが良くなる
このような変化が揃って、腎にエネルギーが届きやすくなります。
ポイントは
腎を元気にするには
ガツガツ頑張るのではなく
体が「もう大丈夫」と安心できる状態をつくること
腸セラピーはそのための一番の近道なのです。
冬も腸セラピーで「お腹から整える」
腸セラピーでは
・腹部のこわばり
・呼吸の浅さ
・自律神経の緊張
をまとめてゆるめていきます。
すると、自然に、
腎が、受け取れるエネルギーが増え、
体の芯までポカポカしやすくなります。
冬に体調を崩しやすい方ほど、
腎の季節である今が一番整えどき!
お腹をゆるめる
↓
自律神経が整う
↓
腎が助けられる
優しいケアで、腸をゆるめて”流れの良い体”を作ることで
今年の疲れを来年に持ち越さない体へ。
サロンでは、このお手伝いをしています。
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