みなさん、こんにちは!mariです
今年も残り1ヶ月と数日。
早いですね!
さて、お客様が来られて、カウンセリングをしているとき
大体の方に質問することがあります
「コーヒーはどれくらい飲まれますか?」
「お酒の量はどれくらいですか?」
なぜ、サロンでカフェインやアルコールについて質問をするのか?
「利尿作用により体の水分が出ます。便が固くなります」
と、イメージしやすい言い方をしています・・・が!
実は、想像以上に便秘やメンタルと関係があるんです!!
今回はボリュームがあるので、気になるところから読んでみてもいいと思います。
カフェイン;気づかないうちにメンタル不調へ
昔から、カフェインは目を覚ますのに良いと言われてきました。
それは、脳内でカフェインが覚醒作用を起こすからです。
また、ドーパミンという気分を高揚させる物質を増やす作用や
交感神経を優位にして、一時的に身体を活性化します。
私もコーヒーは好き☕
コーヒーのカフェインは短期的には良い作用がたくさんあります。
しかし、飲みすぎると悪影響があります。
カフェイン 自律神経への影響
カフェインは集中力を上げてくれる一方で、多すぎると交感神経がずっと優位になったり、副腎が働きすぎてコルチゾール(ストレスホルモン)が増加します。
交感神経が優位になると、不眠症などの症状が出てきます。
また、コルチゾールはストレスがかかったときに、身体を守るためのホルモンですが、長期に渡る慢性的なコルチゾールの高値は、倦怠感、うつ、不眠症、病などの原因になります。
○不安感が強くなる
○心がそわそわする
○眠りが浅い
○回復しにくくなる
最近なんだか落ち着かない
そんなときはコーヒーの量やタイミングを見直すといいでしょう
カフェイン 腸と便秘への影響
カフェインの刺激により、腸の機能に影響を与えます。
飲む量、タイミングなどによっては
腹痛、便秘やガスの溜まりやすさの原因に。
カフェイン ミネラルの排出の影響
カフェインは利尿作用があります。
コーヒーをたくさん飲むと、トイレに何回も行くのはそのせいです。
むくみが酷いときには、良い時もありますが
カフェインを摂りすぎると、体内のマグネシウム、カルシウムなど様々なミネラルが尿から排出することがわかっています。
マグネシウム(Mg)
○神経の興奮を抑える。
○筋肉をゆるめる
○ストレスへの抵抗力を助ける
マグネシウムは、メンタルと腸の両方に必要。
また、カフェインは、ミネラルの吸収を妨げるとも言われます。
せっかく食べた食事の栄養が身体の役に立たないなんて、悲しいですよね。
アルコール;リラックスの後の反動について
お酒は、友達と飲んだり、頑張った自分へのご褒美として晩酌される方も多いでしょう。
私も、友達と飲むと楽しくてついつい飲みすぎます。
私、お酒、嫌いじゃないです❤
でも、知っておいたほうがお酒と仲良く付き合えると思いますよ
アルコール 気分が落ちるメカニズム
お酒は一時的に気分を高揚させます。
代謝の過程で、脳の興奮物質が増え気持ちよくなりますが、その後は反動で落ち込みが起きやすいと言われます。
○寝つきは良くても、眠りが浅い。
○翌日の朝の気分が沈む。朝の気分ダウン
○集中力に欠けやすくなる
これは性格ではなく
アルコールの作用なのです。
女性のアルコール依存症はストレスによる飲酒の習慣から始まります。そして、女性は男性よりも依存症になるスピードが早いと言われます。そのため、過度な飲酒は気をつけましょう。
アルコール 腸内環境への影響
アルコールは腸粘膜を刺激し、胃を荒れさせたり
腸内環境の乱れ→悪玉菌の増加→便秘やガスの増加に繋がります。
また、腸の粘膜が傷つくことでリーキーガット(腸もれ)を起こしやすくなります。リーキーガット(腸もれ)を起こすと血中に毒素が行き、アレルギーの原因になったりします。
常習的な飲酒は大腸ポリープ、大腸がんのリスクを高めます。
何程も「ほどほど」にしてくださいね
アルコール ミネラルの消耗と排出
アルコールはミネラルを消費します。
特に、アルコールの分解には亜鉛が多く使われます。
亜鉛が不足すると二日酔いになるだけでなく
免疫力の低下を招きます。
亜鉛は貝類に多いので、「二日酔いにはしじみの味噌汁」は、亜鉛の補給にも意味があるのです。
※しじみはオルニチンという物質が多く含まれます。これもアルコール分解で使われる栄養素です。
カフェインでも出ましたが、アルコールも、ミネラルの排出と吸収の阻害が起きます。
詳しくはカフェインのところの「カフェイン ミネラルの排出の影響」を見てください。
カフェインとアルコールは量とタイミング
量について
個人差があります。
飲んでみて、お腹の不調や翌朝の体調に影響があれば飲み過ぎです。
また、過剰に飲んでいた人が、急に飲むのをやめると危険です
・頭痛
・倦怠感
・軽度うつ
のような作用が出る場合があります。
依存性のあるものですから
たくさん飲んでいた方は、徐々に減らしましょう。
コーヒーは、一日4杯程度
食事中には取らず、食間などがよいでしょう。午後からはカフェインレスにする、ハーブティーや白湯などもオススメです。
お酒は
500ml毎日3本!だったのを2本に
毎日だったのを1日おきになど
今までの量から少しづつ減らしていく努力をする
そんな感じで控えていきましょう!
また、お酒の場合は、どうしても飲みすぎてしまった。宴会続きで仕方ない
そんなときは水溶性食物繊維、ビタミンやミネラルなどのサプリメントも上手に使い、補助してあげることも忘れずに。(過剰摂取にご注意を)
うまく付き合い豊かな人生へ
「私、コーヒーを飲んでも寝れるし大丈夫!」
そう言っていても、途中に目が冷めたり「睡眠の質」は大丈夫ですか?
「お酒を飲まないと寝れない」
それはそれで、違う意味で心配です。
いつも私が「飲みすぎないほうがいいですよ」と、お伝えするのは
単なる不眠、便秘だけではないのです。
カフェインとアルコールは、ただの飲み物という枠をこえ
【心と腸の状態を左右させる飲み物】
と、思って
上手に付き合えば人生を豊かにしてくれます。
何事も「ほどほど」に
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